聴竹居

  Posted on Feb 27, 2018 in 建築家, 建築考察

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聴竹居。藤井厚二設計、1928年竣工。

京都と大阪の県境、大山崎の丘の中腹にある築90年の住宅建築です。

先見的な環境工学に基づいたデザイン、C.R.マッキントッシュの影響を受けたインテリア、妥協のない素材選び、伊勢神宮を建てた大工による繊細なディテールなど、本当に見どころが多くあります。

その中で、やはり建築の骨格を支えているのは間取りの作り方にあるように思います。

特にハレの空間。(建物の南側)

外側に主要な部屋を配置し中心の余った部分を居室(リビング)としたような一見風変わりな設計手法ですが、実際に住宅を訪れると実はこの居室が柔らかく全ての部屋をつなぎとめているのだということがよくわかります。

言うなれば屋内にある中庭のような役割です。

事前予約が必要ですがどなたでも見学できますので是非訪れてみてください。

(内観写真はアップできないのでパンフレットの写真をどうぞ。)

 

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