プライバシーの距離感

Posted on Oct 9, 2018 in RH邸, 建築考察, TO邸
プライバシーの距離感

前回の投稿では、間取りを考える際に「空間を捉える」感覚を大切にしていること、空間のアイディアに対し機能を呼び込む設計を心がけていること、そして「空間を捉える力」と「建築の歴史を知る」ことには密接な関係があると考えているこ […]

空間を捉える力

Posted on Sep 14, 2018 in RH邸, 建築考察, MS邸
空間を捉える力

今回は間取りについて書きたいと思います。 人間はどうしてもその動きを重力に縛られているため、建築設計の一番の要はやはり間取りにあると思います。特に住宅においては、その重要性が顕著に現れます。 僕たち建築設計に携わる者は一 […]

残暑お見舞い申し上げます

Posted on Aug 20, 2018 in 季節のご挨拶
残暑お見舞い申し上げます

謹んで残暑お見舞い申し上げます かつてない厳しい暑さもようやく和らいできたようです 皆様いかがお過ごしでしょうか 私はさらなる設計力の向上を求めて建築を一から学び直しています これからも日々精進していく所存です 今後とも […]

「建築の日本展」について

Posted on Aug 2, 2018 in 建築考察
「建築の日本展」について

「建築の日本展」が六本木の森美術館で開催されています。今まで日本の建築に特化した展覧会で、これほどまでに大規模なものは無かったのではないでしょうか。僕は4月のオープニングの際に1度、そして7月にも2度、展示に足を運びまし […]

建築と建物

Posted on Jul 29, 2018 in 建築考察
建築と建物

日本の建築界では、”建築”と”建物”との間に線を引き、両者を分けて考えることが多くあります。これはいつ頃から始まったのでしょうか。 英語の”Architecture”という言葉に、”建築”という漢字をあてたのが、明治期の […]

太田博太郎の「床の間」

Posted on Jul 12, 2018 in 建築考察
太田博太郎の「床の間」

太田博太郎著の「床の間 -日本住宅の象徴-」(1978年 岩波新書) ちょうど40年前、僕が生まれた年の一冊です。床の間の話だけでなく、日本住宅の間取りが、寝殿造から書院造となり、それが同時代的に発展した茶室建築と混ざり […]

デザインの自動生成

Posted on Jul 6, 2018 in 建築考察
デザインの自動生成

1928年築の村上精華堂は根津のお化粧屋さんでした。もともとは不忍通り沿いの、僕の事務所から歩いて30秒ほどの場所に立っていたそうですが、現在は小金井公園内の江戸東京たてもの園に移築されています。  1928年というと、 […]

隈研吾の「負ける建築」

Posted on May 3, 2018 in 建築考察, 建築家
隈研吾の「負ける建築」

名著です。 数年ごとに読み返していますが、その度に新しい発見があります。 先日、東京ステーションギャラリーで開催されている「くまのもの展」を訪れたことをきっかけに、改めて隈研吾という人について考えています。 隈さんはどこ […]

外観の表情

Posted on Apr 29, 2018 in 建築について, 都市について
外観の表情

大阪にある綿業会館は渡辺節の設計で1931年に竣工しました。 渡辺さんは1920年~60年頃にかけて大阪を拠点に活躍された建築家で、西欧の古典主義を主とした様式建築を多く手がけました。 前回の投稿で登場した村野藤吾は、こ […]

建築の写真

Posted on Apr 23, 2018 in 建築について, 日々について
建築の写真

  建築の写真を撮ることが好きです。 写真というひとつのフォーマットにおさまった建築にはまた新鮮な発見があり、いつも勉強になります。   つい見落とされがちですが、ある建築を実際に訪れ体験することと、 […]