オープンデスク募集

Posted on Aug 22, 2019 in 建築について
オープンデスク募集

岩田厚建築設計事務所では9月半ばにかけてオープンデスクの募集をしています。 もちろん有償です。 主な作業は住宅の模型製作となりますが、できる限り様々な業務に触れてもらい、建築が立ち上がる過程を感じてほしいと考えています。 […]

歴史の先端

Posted on Jan 12, 2019 in 建築考察
歴史の先端

ロンドンで借りていた部屋からの眺めです。昔のデータを探している際に見つけました。 夕日に映える窓の汚れはさておき、ヨーロッパの街はこのような何気ない景色からも、自分自身の存在する世界が、脈々と連続してきた歴史の先端にしっ […]

トイレのあるところ

Posted on Oct 25, 2018 in 建築考察
トイレのあるところ

前回の投稿では「トイレの配置とプライバシーの確保の方法」について考えてみましたが、戸建住宅でよく見かける間取りに「玄関の横にトイレがある」というものがあります。中には「玄関から直接トイレに入る」形式の間取りも見受けられま […]

プライバシーの距離感

Posted on Oct 9, 2018 in RH邸, 建築考察, TO邸
プライバシーの距離感

前回の投稿では、間取りを考える際に「空間を捉える」感覚を大切にしていること、空間のアイディアに対し機能を呼び込む設計を心がけていること、そして「空間を捉える力」と「建築の歴史を知る」ことには密接な関係があると考えているこ […]

空間を捉える力

Posted on Sep 14, 2018 in RH邸, 建築考察, MS邸
空間を捉える力

今回は間取りについて書きたいと思います。 人間はどうしてもその動きを重力に縛られているため、建築設計の一番の要はやはり間取りにあると思います。特に住宅においては、その重要性が顕著に現れます。 僕たち建築設計に携わる者は一 […]

「建築の日本展」について

Posted on Aug 2, 2018 in 建築考察
「建築の日本展」について

「建築の日本展」が六本木の森美術館で開催されています。今まで日本の建築に特化した展覧会で、これほどまでに大規模なものは無かったのではないでしょうか。僕は4月のオープニングの際に1度、そして7月にも2度、展示に足を運びまし […]

建築と建物

Posted on Jul 29, 2018 in 建築考察
建築と建物

日本の建築界では、”建築”と”建物”との間に線を引き、両者を分けて考えることが多くあります。これはいつ頃から始まったのでしょうか。 英語の”Architecture”という言葉に、”建築”という漢字をあてたのが、明治期の […]

太田博太郎の「床の間」

Posted on Jul 12, 2018 in 建築考察
太田博太郎の「床の間」

太田博太郎著の「床の間 -日本住宅の象徴-」(1978年 岩波新書) ちょうど40年前、僕が生まれた年の一冊です。床の間の話だけでなく、日本住宅の間取りが、寝殿造から書院造となり、それが同時代的に発展した茶室建築と混ざり […]

デザインの自動生成

Posted on Jul 6, 2018 in 建築考察
デザインの自動生成

1928年築の村上精華堂は根津のお化粧屋さんでした。もともとは不忍通り沿いの、僕の事務所から歩いて30秒ほどの場所に立っていたそうですが、現在は小金井公園内の江戸東京たてもの園に移築されています。  1928年というと、 […]

隈研吾の「負ける建築」

Posted on May 3, 2018 in 建築考察, 建築家
隈研吾の「負ける建築」

名著です。 数年ごとに読み返していますが、その度に新しい発見があります。 先日、東京ステーションギャラリーで開催されている「くまのもの展」を訪れたことをきっかけに、改めて隈研吾という人について考えています。 隈さんはどこ […]