今年に入ってから「建築逢紡」と題した建築の勉強会を主催しています。と言っても、今のところ参加者はみな友人です。建築関係の人もそうでない人も、毎回15人程が集まり、建築についての議論を交わします。 タイトルの「建築逢紡」は […]
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先日、一部竣工写真をアップしたTO邸は、当初、既存住宅のフルリノベーションという計画でした。その建物は築60年の木造平屋住宅。ご家族の歴史を辿ることのできる空間は、時間の流れの深みを感じる特別な空気感を携えていました。そ […]
2013年の本です。第一線で活躍する22人の日本人建築家たちへのインタビュー集。インタビューアは建築写真家・評論家の二川由夫さん。(山本理顕さんの時だけ二川幸夫さん。) 僕自身、ある程度の距離感を持って他の建築家の言葉を […]
篠原一男の「住宅論」を再読しました。(鹿島出版会 SD選書49 1970年出版) 1958年から67年の間に書かれた、住宅建築に関する篠原自身の考えをまとめた小論集です。あとがきを含めた13の論考が年代順におさめられてい […]
宮脇檀(みやわきまゆみ)設計の中山邸。 惜しくも解体が決まった名住宅です。先日、その中山邸を解体前に内覧できる住宅遺産トラストさんの企画に参加してきました。当日は猛烈な暑さだったのにもかかわらず、とにかくものすごい人で驚 […]
本日はN・O邸お引き渡し後の一年点検でした。新しいご自宅での生活を楽しそうにお話されるお客さまとの時間は特別なものです。ベタな表現で恐縮ですが、本当に設計士冥利に尽きます。建築としてもずいぶんと成長した家を感じることがで […]
今年に入ってから改めて日本の建築を勉強し直しています。 たくさんの本を読みましたが、その中の一冊、吉田鉄郎著の「日本の建築」は1952年にドイツにおいてドイツ語で出版された日本建築を紹介する本でした。僕は日本語訳を読んで […]
2つの平面図。 AAスクール時代の最後のプロジェクトと、年始に引き渡した横浜F邸のもの。 社会に出て仕事を始めると、直接感性に訴える図面を描く機会が極端に少なくなります。なぜなら実務図面は、大 […]
あ、いいな。 工事現場では、そう思う瞬間があります。 構造材に当たる光、仮設足場や脚立の姿、舞い上がる埃。 何気なく見過ごしてしまえばそれまでですが、実は美しい瞬間がたくさん隠れています。 現場は刻々と表情 […]
横浜F邸、順調に進行中です。 現在は外壁工事、屋根・バルコニー防水工事、電気配線工事、衛生設備配管工事が同時に進められています。 この敷地は北側に面するだけでなく、隣地建物が境界ギリギリまで迫ってきているた […]
遊び
まだ模索中
10年目の年
建築に見る祈りと願い
2022年を振り返って