建築逢紡

171024-1

今年に入ってから「建築逢紡」と題した建築の勉強会を主催しています。
と言っても、今のところ参加者はみな友人です。
建築関係の人もそうでない人も、毎回15人程が集まり、建築についての議論を交わします。

タイトルの「建築逢紡」は「けんちくほうぼう」と読みます。
僕の造語です。
文字通り、建築という主題を通して様々な出逢いや思考の接点を紡いでいきたいという気持ちを込めました。
まだ誰も使ったことのない言葉をタイトルとして、改めて真摯に建築と向き合いたいという思いもあります。

事務所の前の根津交差点には、その昔、藍染川がまだ暗渠となる前、「逢初橋」という橋がかかっていました。
(ここから先、根津神社に向かっては遊郭街でした。)
「逢」は、その逢初橋から取った一文字です。
「紡ぐ」は昔から僕の好きな言葉。
そのふたつを合わせて「逢紡」です。

先週の土曜日に第4回目を開催し、「建築と批評」について90分ほどのお話しました。(内容についてはまた改めて書きますね。)
ちなみに前回、第3回のテーマは「日本建築」についてでした。

未だ手探りの状態が続いていますが、来年は一般の方々にも参加していただけるような仕組みを作りたいと思っています。