原美術館の解体について
原美術館の解体に心を痛めています。昨年の秋に訪れたのが最後となりましたが、かつて私邸から美術館へと転身を遂げたように、閉館後もまた新しい役割を担い、現役の建物としての活躍を続けるものだと信じていました。今後は数年に一度で […]
転がっていたきっかけ
日付が変わりそうですが、今日は誕生日でした。43歳になりました。僕は建築を学びだすのが少し遅かったので、今年、ようやく建築に携わって20年目を迎えます。 実は高校生の頃にはもう建築家になりたいと思っていましたが、大学のラ […]
2020年を振り返って
難しい一年でした。実際には「でした」と過去形にすることはできず、東京では日に日に状況が悪化しています。 今年も終わりです。短い文章ですがここに2020年を振り返っておこうと思います。 夏のご挨拶を除けば、前回の投稿は2月 […]
DEMO.lab映像ワークショップ最終作品発表会
先週末はDEMO.lab映像ワークショップ最終作品発表会に参加するため日帰りで浜松まで。都市や建築をテーマとした高校生15名の映像作品の講評会に参加させていただきました。 半歩大人の世界へ踏み込んでいる若者たちの試行錯誤 […]
平和と自由と説明できない当たり前の線
2019年ももう終わろうとしていますが、最後に少し文章を書きます。 今年は何と言ってもラグビーワールドカップでした。高校生の頃からの夢が叶いました。一瞬一瞬を噛み締め、心から楽しみました。 若い頃は漠然と世界はどんどんと […]
谷川さんの家とクリスチャン・ケレツ
先日、篠原一男が設計した「谷川さんの家」(谷川俊太郎氏の元別荘)でクリスチャン・ケレツ氏が篠原建築について語るという、とても貴重なイベントに参加する機会をいただきました。 素晴らしい建築での素晴らしいトーク。 ケレツ氏の […]
ジャスティスよりもフェアネスの建築を
夏の終わりに短く書きます。 「存分に走れ」はスポーツライターの藤島大さんの文章です。 戦争の特集番組が増える頃、僕は必ず読むようにしています。 今、自分たちが生きている日本社会について様々なことを考えさせら […]
残暑お見舞い申し上げます
謹んで残暑お見舞い申し上げます 朝夕はようやく秋風を感じるようになりました 皆様いかがお過ごしでしょうか おかげさまで私は多くの仕事に恵まれ着実な前進と新たな展開を感じる日々を送っています 今後も益々努力し充実した建築設 […]