大阪にある綿業会館は渡辺節の設計で1931年に竣工しました。 渡辺さんは1920年~60年頃にかけて大阪を拠点に活躍された建築家で、西欧の古典主義を主とした様式建築を多く手がけました。 前回の投稿で登場した村野藤吾は、こ […]
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建築の写真を撮ることが好きです。 写真というひとつのフォーマットにおさまった建築にはまた新鮮な発見があり、いつも勉強になります。 つい見落とされがちですが、ある建築を実際に訪れ体験することと、 […]
建築設計とは光と影を操ることでもあります。 光があるから影に深みが生まれ、影があるから光がより輝きます。 街を歩くと光と影の美しい瞬間を多く見かけますが、その場面を分解し、立体造形だけでなく素材や色、汚れ、時間、季節など […]
聴竹居。藤井厚二設計、1928年竣工。 京都と大阪の県境、大山崎の丘の中腹にある築90年の住宅建築です。 先見的な環境工学に基づいたデザイン、C.R.マッキントッシュの影響を受けたインテリア、妥協のない素材選び、伊勢神宮 […]
京都駅。 あまりにも大きく要素や用途も多いので、断片的な空間体験の集合体として全体が構成されるような建物です。 そのため、ひとつの建築として統一された印象や整理された感想を持つことがなかなか難しい建物でもあります。 レム […]
今週はお休みをいただき大阪・京都の旅です。 イギリスからの友人を案内しています。 友人も建築家なので、かなり濃密な建築巡りをしました。 何枚か写真をご紹介しますね。 通天閣からの圧倒的な眺めには街や建物のデザインについて […]
アップルマウスを充電するたびに階段の手すりについて考えます。 日本では階段に手すりが無いデザイン、片側に手すりを付け反対側には側壁などが無いデザイン、そして手すりがあったとしても子供であれば簡単に落ちてしまうようなデザイ […]
少し時間が経ってしまいましたが、建築逢紡の第四回を10月21日(土曜日)に開催しました。 「建築と批評」ということをテーマに、① 建築と批評のこれまでの歴史② 批評的に建築の見るとはどういうことか③ 現代建築に対する批評 […]
今日はデザインについてではなく少し技術的なお話です。雨漏りのご相談がありました。 築30年近くの木造2階建ての住宅です。 先週の台風の日に1階の天井から水が垂れてきたとのことでした。現場を確認したところ、まず間違いなく直 […]
「建築について話してみよう」「続・建築について話してみよう」西沢立衛(王国社 2007、2012)建築を作る喜びや葛藤や感動について、建築が持つ社会的な責任について、都市について、人間について。とても個人的で素直な言葉で […]
遊び
まだ模索中
10年目の年
建築に見る祈りと願い
2022年を振り返って