臨場感

臨場感

建築家は見たい建築のためなら世界中のどこにでも足を運ぶ生き物です。もちろん僕もそのひとりで、これまでも数多くの建築を見てきました。建築を訪れ、心と体の全体で吸収すること。それはもう仕事を超えた生きがいであり、喜びです。 […]

原美術館の解体について

Posted on Jun 4, 2021 in 建築考察, 東京, 都市について
原美術館の解体について

原美術館の解体に心を痛めています。昨年の秋に訪れたのが最後となりましたが、かつて私邸から美術館へと転身を遂げたように、閉館後もまた新しい役割を担い、現役の建物としての活躍を続けるものだと信じていました。今後は数年に一度で […]

外観の表情

Posted on Apr 29, 2018 in 建築について, 都市について
外観の表情

大阪にある綿業会館は渡辺節の設計で1931年に竣工しました。 渡辺さんは1920年~60年頃にかけて大阪を拠点に活躍された建築家で、西欧の古典主義を主とした様式建築を多く手がけました。 前回の投稿で登場した村野藤吾は、こ […]

京都駅

Posted on Feb 26, 2018 in 建築考察, 京都
京都駅

京都駅。 あまりにも大きく要素や用途も多いので、断片的な空間体験の集合体として全体が構成されるような建物です。 そのため、ひとつの建築として統一された印象や整理された感想を持つことがなかなか難しい建物でもあります。 レム […]

大阪京都

Posted on Feb 20, 2018 in 建築考察, 旅行, 京都
大阪京都

今週はお休みをいただき大阪・京都の旅です。 イギリスからの友人を案内しています。 友人も建築家なので、かなり濃密な建築巡りをしました。 何枚か写真をご紹介しますね。 通天閣からの圧倒的な眺めには街や建物のデザインについて […]

戦災にあった権現さま

Posted on Jan 13, 2018 in 東京, 根津
戦災にあった権現さま

先日、根津神社に今年も一年無事に過ごせますようお参りをしてきました。 根津神社は江戸時代中期から続く権現造りの神社で、もともとは根津権現社という名称の神宮寺でした。しかしながら明治維新の神仏分離令により、当時の国家神道に […]