ジョブスカンカン
2年程前、Appleのマウスが充電式になりましたが、その充電方法が信じられないほど不細工です。
マウスをひっくり返してコードを差すたびに、見てはいけないものを見てしまったというか、知りたくない現実を知ってしまったというか、どこかカブトムシの裏側を見てしまったような気持ちになります。
「一体全体どうしてこうなった?」
というデザイン。
問題があるのに気付きつつ、目をつぶった感じがあります。
もちろん充電中は使えません。
きっとあっちでジョブスカンカンだと思います。
もうひとつあります。
iPhone6から始まった背面カメラの出っ張りがどうしても納得できません。
机に置いたらカタカタしますよね。
使用上大きな問題は無いとしても、ほんの少しだとしても、カタカタしますよね。
机にもカメラにも良くなさそうそうだし、きっと毎回、置くたびにちょっとだけ気を使いますよね。
そのストレスが蓄積しませんか。
画面を下向きに置かれる方も中にはいらっしゃるかもしれませんが。
だから僕はiPhoneSEを使っています。
デザインもSEが好きです。
もし初めから保護ケースをつけての使用が前提のデザインであれば、本体を極端に薄くする意味とは一体何なんだろうと思います。
結局その中途半端な薄さが、使用する際の分厚さと重さに直接繋がってしまうのだから。
自ら本末転倒を招いているような気がしてなりません。
それならば多少厚くなったとしても背面をフラットにして、少し大きいバッテリーを入れてもらって、よりバッテリーの長持ちする、ケース無しでも気兼ねなく使える、美しいデザインのiPhoneを開発してくれた方がよっぽど嬉しいです。
昨日、新製品が発表になりましたが、どうもモヤモヤしています。
スペック競争の泥沼に見事にはまり、プロダクトデザインがいつの間にかおざなりになってしまった気がします。
きっとこれもジョブスカンカン。
僕はAppleフリークでもジョブス信者でもありませんが。
今日は完全にボヤキです。