江戸時代から続く綿屋の老舗「おたふくわた」さんのショーウィンドウデザインを担当しました。造形家のワシズタケヒコ氏との共作です
デザインをする上で「商品やブランドは無視して下さい」という大胆な依頼で、設計畑の人間としては新鮮な体験をさせていただきました。限られた空間の中でいかに遊びいかに深みを持たせられるかを掘り下げていった結果、型にはまらない独創的なディスプレイが出来上がりました。
重なりあうメッシュ生地とそこに映し出される竹球の光と影が不思議な奥行きを演出し商品を際立たせています。そして、どこか掴みどころのない全体の雰囲気を通して、綿という素材の持つイメージをうまく表現できたのではと考えています。
場所は青山外苑前近く、キラー通り沿い、ワタリウム美術館の少し先です。夕方、照明が点灯してからが一番綺麗です。少し暗くなった時間帯に是非覗いてみて下さい。
製作風景はこちらから
(2013秋・展示終了しました。)
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